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メールニュース

いつものin vitro実験を、より生体内に近くしてみませんか?

2015年08月03日

今回のメールニュースでは、「コラーゲン酸性溶液I-PC 5mg/mL(型番:IPC-50)」を用いたがん細胞と線維芽細胞の共培養系に関する論文をご紹介差し上げます。

がん細胞の浸潤をより生体内に近い状態で観察

【論文情報】
Oncogenic Ras/ERK signaling activates CDCP1 to promote tumor invasion and metastasis.
Uekita T, Fujii S, Miyazawa Y, Iwakawa R, Narisawa-Saito M, Nakashima K, Tsuta K, Tsuda H, Kiyono T, Yokota J, Sakai R.
Mol Cancer Res. 2014 Oct;12(10):1449-59. PMID: 24939643

【概要】
本論文ではコラーゲン酸性溶液(IPC-50)と線維芽細胞を用いてコラーゲンゲルを形成させ、その上にヒト子宮頸がん細胞を播種することで、より生体内に近い状態を作っています。

尚、4週間の培養後にゲルの凍結切片が作製され、固定、染色後に、がん細胞の浸潤が評価されています。

「共培養」や「三次元培養」に興味はあるけど今はまだ…とお考えの研究者の方に、安価で汎用性の高いコラーゲン酸性溶液を

製品名:

・コラーゲン酸性溶液I-PC 3mg/mL(型番:IPC-30)
・コラーゲン酸性溶液I-PC 5mg/mL(型番:IPC-50)

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