お知らせ
2025/1~2月開催AteloGeneウェビナー:【3人の専門家が語る】in vivo評価・核酸医薬の最前線!
2024年09月26日
AteloGene®の使用者3名を講師に招き、2025年1~2月に以下の内容でウェビナーを開催します。
1/23(木)17:00-18:00
講師:東北大学医学部 皮膚科学 浅野善英教授
演題:アテロコラーゲン技術を用いたin vivo siRNA導入キットAteloGene® ~強皮症モデルマウスでの使用経験~
アテロコラーゲンは、2000年代中頃から基礎研究で広く活用されている生体親和性の高い核酸デリバリー技術である。近年ではがん治療や遺伝子治療において臨床応用が進められており、革新的な治療アプローチを支える技術として注目されている。本講演では、強皮症モデルマウスにおけるアテロコラーゲンの適用例を紹介し、このモデルでの有用性や実験を進める上でのポイントについて概説する。
1/30(木)17:00-18:00
講師:信州大学医学部 泌尿器科学 今村哲也助教
演題:「冷え」と「頻尿」
多くの方が「冷えるとトイレが近くなる」という経験があると思う。私たちは、その機序を解明することによって、排尿機能障害の新規治療法や予防法につながる研究を行っている。急激な温度低下の皮膚刺激が交感神経の亢進と膀胱求心性無髄C線維の活性化を誘発し、強い尿意や頻尿が生じる。本セミナーは、わさび刺激受容体として知られるTRPA1を介した新しい排尿反射経路を紹介するとともに、神経泌尿器学の面白さ奥深さ、未来展望を講演する。
2/6(木)17:00-18:00
講師:熊本大学工学部 分析化学 勝田陽介准教授
演題:新規核酸医薬Staple核酸を用いた希少疾患治療のアプローチ
我々はsiRNAやアンチセンス核酸といった、既存の核酸医薬とは全く異なる機序で作用するStaple核酸という技術の開発に取り組んでいる。この技術は標的mRNAの構造を変化させることで薬効を発揮することから、従来の核酸医薬のように標的遺伝子発現量を「減らす」だけではなく、「増やす」ことも可能になる。本講演においては、Staple核酸の開発状況などに関して紹介する。
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