3Dプリンターによるスキャフォールド作製にもアテロコラーゲン | 株式会社高研

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3Dプリンターによるスキャフォールド作製にもアテロコラーゲン

2016年12月26日

今回のメールニュースでは、3Dプリンターと「研究用コラーゲンパウダー(型番:CLP-01)」から作製した高濃度アテロコラーゲン溶液を用いた、肝臓構造体の作製論文をご紹介いたします。

3Dプリンターによる肝臓構造体の作製

【論文情報】
Development of a 3D cell printed construct considering angiogenesis for liver tissue engineering.
Lee JW, Choi YJ, Yong WJ, Pati F, Shim JH, Kang KS, Kang IH, Park J, Cho DW.
Biofabrication. 2016 Jan 12;8(1):015007. PMID: 26756962

【概要】
米国では250万人が末期肝疾患に苦しんでいますが、治療方法は肝移植しかなく、ほとんどの患者がドナー不足のために亡くなってしまいます。

そのため、初代肝細胞移植が代替治療法の一つとして注目されており、初代肝細胞の生存やその機能維持の向上のために生分解性スキャフォールドが研究に取り入れられています。

一方、様々なハイドロゲルが肝組織工学に用いられてきましたが、構造の維持には強度が十分ではありませんでした。

そこで、筆者らは3Dプリンターを用いてポリカプロラクタン(PCL)の積層フレームワークを作製し、その空隙に3Dプリンターでラット初代肝細胞やヒト肺線維芽細胞、ヒト臍帯静脈内皮細胞を含むコラーゲン溶液を配置することで、肝臓構造体を作製しました。

その結果、初代肝細胞単独あるいは初代肝細胞と線維芽細胞を播種した群と比べて、3種全ての細胞を播種した群において、顕著なアルブミン産生能および尿素合成能の亢進が認められました。

パウダー状に加工された高純度Type Iアテロコラーゲン

製品名:
・研究用コラーゲンパウダー(型番:CLP-01)

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