生体内環境に近い高密度コラーゲンゲルを作ってみませんか? | 株式会社高研

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生体内環境に近い高密度コラーゲンゲルを作ってみませんか?

2016年01月26日

今回のメールニュースでは、Real Architecture for 3D Tissue(RAFT)システムと「コラーゲン酸性溶液I-AC 3mg/mL(型番:IAC-30)」を用いた、生体内環境に近い高密度コラーゲンゲルの作製および角膜輪部上皮細胞培養論文をご紹介いたします。

RAFTシステムによる高密度コラーゲンゲルの作製および角膜輪部上皮細胞培養

【論文情報】
Optimization of optical and mechanical properties of Real Architecture for 3-Dimensional Tissue equivalents: Towards treatment of limbal epithelial stem cell deficiency.
Massie I, Kureshi AK, Schrader S, Shortt AJ, Daniels JT.
Acta Biomater. 2015 Sep 15;24:241-50. PMID: 26092352

【概要】
角膜上皮は角膜実質細胞を外部刺激から守る機能があり、新陳代謝を繰り返す組織です。

しかし、角膜上皮の再生に必要な角膜上皮幹細胞が傷害を受けたり欠損したりすると、角膜の透明性は損なわれ、やがて失明に至ってしまいます。

現在は羊膜を担体とする角膜輪部上皮細胞の移植治療が行われていますが、羊膜は不均一であり、また使用前のスクリーニングに費用がかかるなどの欠点もあります。

筆者らの研究グループでは、RAFTシステムを用いた高密度コラーゲンゲルの作製方法を既に確立しており、本論文では羊膜に代わる移植用担体として同コラーゲンゲルの最適化が検討されています。

実験の結果、コラーゲン溶液の濃度や溶液量の調整により、角膜輪部上皮細胞の移植治療に適した透明度や強度、細胞増殖性を持つコラーゲンゲルの作製に成功しています。

尚、RAFTシステムは作製するコラーゲンゲルの性質を調整できるため、角膜輪部上皮細胞の移植治療だけでなく、他組織の再生医療への応用の可能性も示唆されています。

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製品名:
・コラーゲン酸性溶液I-AC 3mg/mL(型番:IAC-30)

・コラーゲン酸性溶液I-AC 5mg/mL(型番:IAC-50)

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