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AteloGene® Systemic Use(全身投与用)
推奨量よりも高濃度の核酸を混合しても良いか?
当社推奨の核酸濃度よりも高濃度にした場合の問題は報告されておらず、濃度依存的な効果が認められている論文もございます。
核酸とAteloGene®を混合した後、冷蔵保管できるか?
用事調製を推奨いたします。もし投与後の残存量が多くなる場合には、少量混合の方法もご紹介しております。詳しくは一度お問い合わせください。
推奨量よりも少ない核酸+AteloGene®複合体を投与しても効果はあるか?
全身投与用製品に関しては、推奨投与量どおりに投与してください。
マウス以外にラットやウサギでも使用可能か?
全身投与用製品の場合、当社推奨投与量は対象動物の体液量の1/10を目安に設定されていますので、マウス以外の動物の場合には必要製品量が多くなってしまいます。もし特定組織での導入や評価も可能でしたら、局所投与用製品のご使用をご検討ください。
AteloGene® Systemic Useをラットへ全身投与した事例は?
関節炎や虚血再灌流障害、てんかんの研究で使用された実績がございます。
AteloGene® Systemic Useで使用実績のある核酸の種類は?
siRNA、miRNA、 miRNA inhibitor、アンチセンスオリゴ、デコイ核酸等、 各種核酸での使用事例がございます。
AteloGene®の主成分であるアテロコラーゲンが正に荷電をしており、 負に荷電をしている核酸と静電的に結合し、複合体を形成します。
プラスミドDNAなどベクタータイプの核酸にも使用可能か?
全身投与用製品に関しては、これまでのところベクタータイプの投与実績がございません。
核酸+AteloGene®複合体を投与してから、どの程度の期間効果が見られるか?
全身投与用製品に関しては、概ね2~3日を目安としてお考えください。
AteloGene® Systemic Useと他社 in vivo用トランスフェクション試薬との違いは?
大手メーカー製品と同程度の導入効果であることに加え、二本鎖RNAの免疫原性を抑える点が評価されております。
AteloGene® はin vitro実験にも使用可能か?
AteloGene®はin vivo用の製品です。核酸のin vitroでの機能評価後、in vivo実験へ進む際にAteloGene®をご利用ください。
投与後に集積しやすい臓器はあるか?
リポソームベースの試薬とは異なり、肝臓や肺のみに高集積することはなく、様々な組織へのデリバリー実績がございます。特に、がんや炎症の起きている部位には集積しやすいことが報告されています。
尾静脈投与をゆっくりと(10μL/s以下)する理由は?
氷冷下で調製された核酸/AteloGene® 混合液を、マウスの体液量の約1/10にあたる200μl投与するため、急激な投与は異常行動を引き起こす可能性がございます。
Q&Aページに掲載されている情報は、発表済みの論文や社内データ等に基づいて記載しています。