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コラーゲンスポンジ ハニカム
ハニカムへの細胞播種方法は?
取扱説明書のPDFファイルがこちらよりダウンロード可能です。
ハニカムへの細胞播種効率は?
細胞種や播種方法にもよりますが、概ね20~30%の細胞がポア内部に接着します。
コラーゲンスポンジハニカムの使用例は?
特定のタンパク質を含浸させたスポンジを移植して神経細胞をスポンジ内へ誘導する研究事例や、血管平滑筋細胞をスポンジ内で三次元培養した事例がございます。その他にも、各種細胞での培養事例がございます(詳細は製品ページの論文リスト参照)。
コラーゲンスポンジハニカムを用いたiPS細胞の培養実績は?
iPS細胞由来神経幹細胞の分化誘導や移植に使用された実績がございます。
ハニカム内で培養した細胞の回収方法は?
細胞分散用のコラゲナーゼを終濃度0.1%となるように添加し、37°Cで30分~1時間ほどインキュベートすると、ハニカムは溶解します。
三次元培養後の切片作製は可能か?
組織試料などと同じように、ホルマリン等による固定後のパラフィン包埋や凍結包埋、切片作製の事例がございます。
コラーゲン製品を使用して染色を行うときの注意点は?
コラーゲン自体に青色の自家蛍光がございますので、免疫染色での観察対象には黄~赤系の波長の蛍光色素をご利用いただくと染め分けが明瞭になります。
例えば脂肪細胞の染色にはLipi-Red、核染色にはDRAQ5を使うなどの方法が考えられます。
HE染色では、コラーゲンはエオジンによって赤紫色に染まります。
細胞質よりも濃く染まりますので、細胞とコラーゲンを区別したい場合はマッソントリクローム染色をご検討ください。
細胞移植に使用される製品は?
切開が可能な部位であれば、細胞を添加したアテロコラーゲンスポンジや膜を移植する方法があります。
<アテロコラーゲン製品>
3DハニカムBoosted
コラーゲンスポンジ ハニカム/ハニカムディスク96
コラーゲンスポンジ マイティー
透過性コラーゲン膜
切開を好まない場合には、細胞と高濃度のアテロコラーゲン溶液を混合して局所に投与することで、コラーゲンがゲルを形成して、投与部位に細胞を移植する方法があります。
<高濃度アテロコラーゲン溶液調製用製品>
研究用コラーゲンパウダー
移植後の分解までの期間は?
移植先の組織にもよりますが、概ね1ヶ月程度と見込まれます。
既製品以外の大きさやポアサイズのハニカムを製造可能か?
試作品として製造できる可能性がございますので、まずはお問い合わせください。
尚、既製品よりも小さいものに関しましては、メス等の鋭利な刃物を用いて加工することが可能でございます。
Q&Aページに掲載されている情報は、発表済みの論文や社内データ等に基づいて記載しています。